「第69回 新槐樹社展」へ参加いたしました

第69回 新槐樹社展の公募出展になんとか間に合いました。

搬入が1/27だというのに12月に入ってからの取組みで、しかも50号サイズははじめて描くサイズでした。

前年、わたしは初めて公募というものに参加し、それが第68回新槐樹社展だったわけですが、

20号2点ともに入選させていただいたことが次へのチャレンジにつながったのです。

そういった意味で、新槐樹社さまに感謝の心があります。

だから2025年も何とか参加したいという気持ちでした。

母を亡くしたことでいまだに精神的に整わず、

諦めていたことだったので、

母も「頑張ったね」と言ってくれると思います。

作品そのものはまだまだ力不足だと自覚しています。

作品の仕上がりについては、時間がないなんて言い訳になります。

「私が描きたいものはこれだ」というテーマとは違うかもしれませんが、

描いているときの自分ができることを、精一杯やれたのだと思います。

これからも、そのときできることを精一杯にやろう、

仕上がりやテーマにこだわらず、結果に執着せずに進んでいきたい。

と、思いました。

今回出展した2点をご紹介します。
ともに入選させていただきました、ありがとうございます。


「たゆたう」油彩 F50

部屋に漂う自分だけの密度と空間
意識と思考、存在のすべてが定まらず浮遊する
現実と夢との境目はあるのだろうか
しかし意識は確かに存在しています、、


「ぼくはピエロ」油彩 F50

物置部屋にあるガラクタの中で過ごすのが楽しい
ぼくはこの部屋で猫と遊ぶ
ピエロと遊ぶ
僕の心は部屋で、テレビで、猫で、ピエロだ


第69回 新槐樹社展
2025/2/5-2/17
10:00-18:00
国立新美術館 展示室1C/1D

お時間の都合が付きましたら、ぜひおいでください。
最後までお読みいただきありがとうございました。