
— わたしの中のやさしい輪
今朝、ふと目が覚めたときに、心に浮かんだ思いがあります。
「自我」って、ときどきやっかいな存在に感じることもあるけれど、ほんとうは…。
そんなことを思っていたら、自然に詩のかたちになりました。
この詩が、どこかで誰かの気づきや安心につながったらうれしいです。
「自我は悪者じゃなかった」
自我は
ほんとうは
悪者なんかじゃなかった
それは ただ
私を守ろうとして
そばにいてくれた存在
善し悪しは
人間のつくったルール
本当はすべて
ただ「ある」だけ
自我は
私が傷つかないように
いつも盾になってくれた
だけど
そのやり方が
この世界のルールでは
ときどき
重く感じられるだけ
それでも
自我は一生懸命だった
ずっと味方だった
だから私は
「大丈夫、もう安心して」
そう言ってあげたい
愛の道を
軽やかに生きる私に
自我もそっと
手を貸してくれるように
そして私の中の
すべての声が
手をつなぎ
輪になって
背中を流しあう
ただ
私という存在は
やさしい調和の
ひとつのうた
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
今日という日が、やわらかな調和の中にありますように。